白い魔法使い／コヨミ＜演：奥仲麻琴＞ in 仮面ライダーウィザード（2012年〜2013年）

唯一サバトを生き残り魔法使いとなった本作の主人公である仮面ライダーウィザード操真晴人が
サバトでファントムを生み出した後に肉体が残った者として白い魔法使いから託された謎の美少女
肉体的には死んでおり晴人から定期的に魔力の供給を受けることによって擬似的に生きている
サバト以前の記憶は無くその素性は不明で当初は自分を化け物だと絶望していたが晴人に諭されて立ち直り
以降は晴人を絶対的に信頼し彼のファントムとの戦いを支援するようになった
人に化けたファントムを見抜いたり水晶玉でファントムの出現を察知したり、魔宝石の力の感知も可能
晴人と共に骨董品屋・面影堂に居候しており、店番をしながら水晶玉で外での晴人の行動を観察しており
１人での外出は滅多に無く、無愛想で当初は晴人にしか心を開かず大門凛子や奈良瞬平の事も拒絶していた
だが彼らを仲間として受け入れていくにつれ、徐々に感情を豊かに表現するようになっていった
その正体は白い魔法使いこと笛木奏の不治の病で死んだ娘で、体内に隠された賢者の石の力で生きている
彼女を復活させるために笛木が開いたサバトで魔力供給無しでは生きられない不完全体で復活したため
笛木が晴人を騙してあずけていたが、物語中盤以降、肉体維持の限界に近づいていくようになった
物語終盤、彼女の完全復活のために全ての黒幕であった笛木が彼女を拉致、晴人ら４人の魔法使いを人柱に
東京全体の人々の命を犠牲にして再びサバトを開こうとするが、全ての事情を知った彼女はそれを拒絶し
サバト失敗の後、笛木のもとから逃亡し晴人と再会し全てを終わらせるためにそのまま消えることを望むが
追ってきた笛木と晴人の一騎打ちに乱入してきたグレムリンによって体内の賢者の石を奪われ消滅した
2012年12月公開映画「MOVIE大戦アルティメイタム」や2013年４月公開映画「スーパーヒーロー大戦Z」や
2013年８月公開の本作の劇場版映画「仮面ライダーウィザード in Magic Land」にも登場している
TV本編および上記３映画では非変身ヒロインであるが、本作の後日談が描かれた2013年12月公開映画
「天下分け目の戦国MOVIE大合戦」のウィザード編には晴人の未練から彼女の復活体が作られてしまい
亡き父と同じ白い魔法使いの姿に変身しファントムに操られて街を破壊するが晴人に止められ消滅した

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